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原作となるのは、1948年の戦後すぐに公開された映画『夜の女たち』。監督をグッチケースコピー務めたのは、ヴェネツィア国際映画祭で『雨月物語』が世界的評価を受けた溝口健二だ。作品では、戦後間もない大阪釜ヶ崎を舞台に、生活苦から夜の闇に堕ちてしまった女性たちが、必死に生き抜こうとした姿を描いている。長塚圭史がミュージカル初挑戦そんな映画の脚本をもとに、長塚圭史が上演台本と作詞を手掛け、ミュージカル作品として初めて舞台化。ミュージカル作品に初めて挑む長塚が、混沌とした時代を生き抜いた3人の女性の壮絶な物語を個性豊かな俳優陣とともに描き出す。江口のりこや前田敦子らが出演夫を戦争で失い、「闇の女」へと堕ちていく主人公・大和田房子には、個性あふれる演技で人々を魅了する江口のりこを起用。また、戦争で全てを失い、自暴自棄になり進駐軍が駐屯するホールでダンサーとして生きる房子の妹・君島夏子は、野田秀樹が作・演出を務めた『フェイクスピア』への出演経験もある前田敦子が演じる。さらに、夜の「闇」から女性たちを救い出そうと奮闘する病院長・来生は北村有起哉、戦後の闇ブローカーのような仕事をしながら、房子を雇い、愛人とする栗山商会社長・栗山謙三は大東駿介、房子の義妹・久美子は伊原六花、久美子を騙す学生・川北は前田旺志郎が担当。その他、房子の戦死した夫・大和田健作は福田転球、古着屋の女主人・富田きくは北村岳子が演じる。音楽は荻野清子、振付は康本雅子作品を紡ぎ出す音楽は、日本のミュージカル界を牽引する荻野清子、振付はダンサーとしての活躍はもちろん、舞台作品の振付を数多く手掛けてきた康本雅子が担当する。ミュージカル『夜の女たち』あらすじ戦後すぐの大阪、釜ヶ崎。「日没後、この付近で停立または徘徊する女性は闇の女と認め、検挙する場合があります」と札が立っている。大和田房子は焼け出された後、病気の子を抱えて困窮していた。夫は戦地からまだ帰っておらず、両親や妹・夏子は終戦を迎えたものの消息不明になっている。姑や義理の妹・久美子と同居しながら、着物を売り払ってなんとか暮らしている。そこに届いたある知らせに絶望する房子。その後、ダンサーとなった夏子と偶然再会する。房子、夏子、久美子、3 人の女たちの壮絶な人生と、凄まじい生命力を描いた人間ドラマ。公演概要KAAT 神奈川芸術劇場プロデュース「夜の女たち」